みなさんは算数・数学が好きですか?「苦手だ,嫌いだ」と答える方が多いかもしれません。私の研究室では,小学生,中学生,高校生が算数・数学を好きになるためにはどうすればよいかということについて研究しています。授業やゼミでは,興味深い数学の問題を解きながら,子どもたちがその問題に対してどのような反応を示すのか,その反応に対してどう対応すればいいのかということについて考えています。
例えば,(1)37037×3,(2)15873×7の計算をしてみてください。「おや?」と思うような答えが得られたのではないでしょうか。なぜそのような不思議な答えになるのでしょうか。他にも同じ答えになる計算式を作ることはできるでしょうか。答えが求められたから終わりにするのではなく,その後に様々な疑問を持って思考し続けていくところに,算数・数学の楽しさがあると考えています。子どもたちが考えることを楽しむためにはどうすればよいか,学生と一緒に考えています。
准教授 平林真伊(数学教育学)
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