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事務局

農から健幸をつくる -身体も心も社会も健康に-

農から健幸をつくる -身体も心も社会も健康に-

2024.10.11

「農学部で健康?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。治療は患者さんを対象とする医療従事者の専門領域ですが、疾患予防は病気を未然に防ぐことを目的としており、すべての生活者が対象となります。特に、食と健康の関連領域における職種の社会的需要は高く、農学を修めた者にも活躍の場が広がっています。
 東北エリアは高血圧患者数が多い地域であり、高血圧は脳や心臓の病気、がんなどの深刻な合併症を引き起こすリスク要因となるため「予防」が急務です。しかし、減塩は有効な対策である一方、その継続は容易ではありません。
 当研究室では、野菜や果物を摂取することで体から余分な塩分の排泄を促す「排塩効果」に着目し、在来作物等の栽培管理や食品加工、成分分析を行っています。さらに、ヒト臨床試験を通じて、排塩効果が期待できる摂取条件や、継続しやすい摂取方法を実証しています。私たちは、地域の皆様との交流を通じて、地域資源に付加価値を創出し、農業経営者や関連事業者、そして地域の皆様の健康と雇用を守るための社会実装研究を展開しています。


 助教 五領田 小百合(農学部)

「農学部で健康?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。治療は患者さんを対象とする医療従事者の専門領域ですが、疾患予防は病気を未然に防ぐことを目的としており、すべての生活者が対象となります。特に、食と健康の関連領域における職種の社会的需要は高く、農学を修めた者にも活躍の場が広がっています。
 東北エリアは高血圧患者数が多い地域であり、高血圧は脳や心臓の病気、がんなどの深刻な合併症を引き起こすリスク要因となるため「予防」が急務です。しかし、減塩は有効な対策である一方、その継続は容易ではありません。
 当研究室では、野菜や果物を摂取することで体から余分な塩分の排泄を促す「排塩効果」に着目し、在来作物等の栽培管理や食品加工、成分分析を行っています。さらに、ヒト臨床試験を通じて、排塩効果が期待できる摂取条件や、継続しやすい摂取方法を実証しています。私たちは、地域の皆様との交流を通じて、地域資源に付加価値を創出し、農業経営者や関連事業者、そして地域の皆様の健康と雇用を守るための社会実装研究を展開しています。


 助教 五領田 小百合(農学部)

  • 高校生たちへ「排塩」レクチャー

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  • だだちゃ豆の下処理、その後衛生加工施設へ

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  • 地域事業者様との交流(フィールドワーク)

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  • キッチンスタジオで試作、商品開発にもチャレンジ

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